こんばんは!歯科経営コンサルタントの安田です。
YouTube第6回目の配信のお知らせです。
元会計事務所出身の歯科経営コンサルタントがお教えする!歯科経営のための会計事務所の選び方①
先生たちは会計事務所をどのような基準で選びましたか?
知り合いに税理士がいて。紹介されたから。 という先生もいらっしゃると思います。
実は会計事務所選びは、医院の将来を左右してしまう程重要な経営判断です。
現在、 「税理士さんは何もしてくれない。」から不満を持っている先生。 「いつも税理士さんに経営の相談をしている。」から満足している先生。
どちらの先生にも是非知って頂きたい内容です!! 今回は、前提で知って頂きたいこととして「税理士さんの役割」についてお話します。
先生たちは会計事務所に何を期待していますか?
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<動画概要>
みなさんこんにちは!クオリアグローバルマネジメントの渡邉です。
本日は「歯科医院の為の会計事務所の選び方」というテーマで、2回に分けてお話しをしていきたいと思います。
私はクオリアグローバルマネジメントを開業する前、10年近く会計事務所に勤めておりました。私はその会計業界の、コンサルティング分野で日本一の実績を収めたこともありまして、独立することとなりました。
現在我々のコンサルティング支援先にも会計事務所、さらには歯科医院に特化した全国でも有名な会計事務所さんも我々のクライアントになります。
そのため会計業界にもかなり精通している方だと思います。
そういった経験から他の方よりかなり細い目線で、会計業界を見ることができるわけです。
では会計事務所と一言で言っても、実は会計事務所によってサービスや質が全く違うということはご存知でしょうか?
そのため私は、会計事務所に先生方が求めるギャップをとても感じていました。
多くの先生方が知り合いの会計事務所、また知り合いの税理士さんだからといって会計事務所を選ぶケースを多く見かけますが、会計事務所選びというのは実は歯科医院経営の運命を変える大事な経営判断になります。
現在、我々が歯科医院さんのコンサルティングをしていて会計事務所の選択により、毎年数100万円も税金を損している先生がいます。
それでも先生から出てくる言葉は「会計事務所を変えられない」という言葉です。いかがでしょうか?
こういった損をしている話1つとってみても、会計事務所の選び方はとっても重要だと思いませんか?
まず皆さんは、会計事務所そして税理士さんの役割をご存知でしょうか?
1,税務申告をする
2,経理、会計の代行をする
3,節税のアドバイスをする
4,経営の相談に乗る
これら4つのことを全部やって頂けると思ってないでしょうか?
実は会計事務所が行う基本業務は、1、2、3の「3つ」になります。
3番目の節税のアドバイスはいかがでしょうか?
1、2、3の3つのサービス中に、入っておりますので当然のことだと思います
では経営相談としてお金の事を相談することはいかがでしょうか?
数字を扱うお仕事なので、お金の相談だってしても、専門家だからいいんじゃないかって、思ってらっしゃる先生方はいらっしゃらないでしょうか?
そして会計事務所に言われるまま節税のために、とりあえず税理士さんを勧めた保険に入る。
また設備投資のタイミングを税理士さんと相談して決める。
そして歯科医院の顧問件数が少ない税理士の先生に医療法人成りの相談をする。
こんなケースとても多くないでしょうか?
でもこれらは本来、会計事務所さんが受ける相談案件ではございません。
ですがよく先生方の中に「経営の相談に乗ってくれない」という言葉をよく聞きます。
これらは会計事務所さんが悪いわけではございません。
なぜなら会計事務所さんの業務は1,2,3といった業務が基本業務であり、4番目の経営相談というところが基本的に業務外になってきます。
依頼する側が本当の会計事務所の仕事の役割の領域を理解してないことで起こる問題なのです。
例えば仕事の役割の軸を説明すると時間軸が過去・現在・未来があります。会計事務所の仕事の役割の領域の時間軸は、過去から現在という領域になります。そのため過去から現在まで見て各種色々な判断をするという仕事になります。
しかし先生方の経営判断はいかがでしょうか?経営は現在から未来を見て判断しなければなりません。
例えば先にお話をした節税対策で保険に入りましたという件。
現在の税金の事を考えて節税をするというための保険ではなかったはずです。確かに現在の税金が気になるため保険に入ったのかもしれません。
ただし出口の設計が未設計なケースというのが非常に多いです。
そのため10年後、20年後にトラブルになるケースというのもよく見てきました。
特に法人の先生方はご存じの通り、節税対策の保険は「将来に対して税金を繰り延べている」という行為に過ぎません。
保険に入ること自体は全く問題ないですが当然、先の出口を考えて保険設計をしなければなりません。
また先ほどの設備投資、機材を入れるタイミングかどうか税理士さんに相談しても今現在機材を入れることができるかどうかの判断は出来ても先生の先の経営に対してどのような影響を与えるか、
そしてどれだけ利益をもたらすか。そして将来のリスクがどうなのか。そういった観点で具体的なエビデンスを持って説明される方はなかなかいらっしゃらないと思います。
経営は常に未来志向でなければなりません。未来のクリニックの継続発展のためには、今投資するべきなのかどうか?判断が遅れてしまってはもう後戻りはできません。いかがでしょうか?
会計事務所の役割をご理解頂けましたでしょうか?
「会計事務所の仕事の役割」を正しく理解していればいいだけのことです。
決して会計事務所の批判をしているわけではありません。
会計事務所の本来の役割は正しく正確に税務申告をすることです。
それ以上のサービスをもし求めるとするのであれば別料金で依頼するのか、また専門のコンサルタントに依頼することをおススメします。
こんなお話を聞くと「結局税務申告してくれればいい」という判断になりどの会計事務所でもいいんじゃないか?というふうに思ってしまうこともあるかと思います。
それでも実は歯科医院の会計事務所選びはとても重要です。特に歯科医院は一般の業種と違い特殊性が強いです。
次回は歯科医院の会計事務所の選び方をさらに深く追求して、お話をしていきたいと思います。
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