Q G M独自の方法論である、人の思考と行動を可視化するマップ「BAMap®」(ビーエーマップ)が商標登録されました。
※BAMap®とは「Brain Action Map」の略です。BAMap®は、縦軸(見える⇔見えない)と横軸(意識⇔無意識)で区切られた4つのエリア間を行き来する矢印を用いて、人の思考と行動の関係性を可視化するマップです(図1参照)。
Q G Mのコンサルティングの特徴は、このBAMap®を用いて視覚的に表現できます。
ここでは、親が子供に「歯磨きをさせる」という場面を例に、その思考と行動を説明いたします。(図2)
例えば、子供が虫歯にならないようにしたいという親の気持ちは同じでも、その目的を達成するための手段は親の教育方針によって異なります。
「とにかく歯を磨きなさい!」と子供に言い聞かせる母親と、子供が自発的に歯を磨くように促す母親の思考と行動をBAMap®で可視化することで、その違いが明確になります。
前者の母親は、子供のために歯磨きの計画を立て、必要な道具や手順を整え、正しい磨き方を指導し、それに従わせることで虫歯を予防しようとします。
一方、後者の母親は、子供に必要な知識と気づきを与え、自ら考える機会を提供し、自主的に歯磨きをする習慣をつけさせることで虫歯を予防しようとします。
(図2)からも分かるように、右下(見えない・無意識)で生まれた「気づき」が右回りで一周して戻ってきた時には新たな知識とスキル習熟の経験値として定着し、この一周が歯みがきに関する成長のワンサイクルとなります。
Q G Mのコンサルティングは右下のエリアから始まります。
ただし、教育指導というスタンスではなく、例えば3年で億超えを目指す目標がある歯科医院の場合、その経営のマラソンに挑む歯科医師と共に伴走するスタンスをとります。
一周して戻ってきた時には、歯科医師は更なる次の目標(2億超え等)に挑むことができる経営者としてノウハウと知識が定着しています。「経営者の考えができる歯科医師」への成長をサポートするスタイルこそ、Q G Mのサービスであり、他社にはない特徴です。
さらに付け加えると、必要なことだけを的確にサポートするのは最短で最適であり最も効率的ですが、それは部分最適であり、Q G Mが目指す全体最適にはなりません。
虫歯になって歯医者で治療してもらうことは左上のエリアだけの繰り返しであり、虫歯にならない知識と行動の習慣化には繋がりません。
Q G Mが目指すコンサルティングを「歯みがき」で例えるなら、まず虫歯の仕組みを理解し、ならないために考え、行動し、習慣化し、そして自分自身の知恵とノウハウとして定着させるという全体最適を目指すことです。
さて、右下のエリアをどのように活性化するかについてですが、サポートする側には見えず、経営者自身でさえも意識していないこのエリアを活性化させるために、独自に開発したツールが「ホワイトノート」です。
昨年のセミナー『思考の整理術』で一部ご紹介しましたが、BAMap®を経営やスタッフ教育に活用する際には欠かせないツールです。
BAMap®に興味がある方、またはホワイトノートを活用してみたい方は、ぜひお声掛けください。
※BAMap®はQualia Global Management 株式会社の登録商標です。
________________
ブランディングアドバイザー
二級知的財産管理技能士
下尾邦之