皆さま、こんにちは。
webクリエイターの廣瀬です。
以前書いた「歯科医院の集患対策の一つとしてSNSのススメ」でホームページで伝えたいことをしっかりと表現できたなら、集患対策の一つとしてインスタグラムの運用もご検討の価値があると思いますとお伝えしました。
その続きでインスタグラムについてもう少し詳しく書かせていただきます。
インスタグラムのMission-ミッション-と立ち位置
ミッションとは
そもそもInstagramのことを知ってますか?
写真を投稿するSNSでしょ?ってその通りです。
では組織として何を基準に活動しているのでしょうか。
会社や組織が果たすべき使命、あるいは役割のことをMissionと言いますが、
Instagramのミッションは「大切な人や大好きなことと、あなたを近づける」です。
つまり好きな事を発信すると偶発的にそれが好きな人に届くという事です。
例えば、花を好きな人が花について投稿すると、花が好きな人の検索に引っかかります。
そしてそのミッションの達成率をはかる数値がシグナルというものがありますが、
それはまたの機会にお話させていただきます。
ちなみに我々クオリアのミッションは
「企業の魅力を最大限に引き出し そして高めることで世の中を変え未来をつくる」です。
情報発信においてのSNSの立ち位置
企業や組織が情報発信をする際に大切なことはなんでしょう?
様々な考え方があると思いますが、その中でも伝達スピードは大切な要件の一つです。
その点でSNSの拡散スピードは上位にいると思います。
そしてオークションマーケティング※1 のシェア率が下がり、クオリティマーケティング※2 のシェア率が上がっていることの背景には間違いなくSNSの影響があります。
つまり、情報発信において大企業でも個人でも資本に関係なくセンスやアイディアが今後のSNSマーケティングの鍵となります。
※1 オークションマーケティング...
広告、仕組みなどにかける金額が大きければ大きいほど露出量が増える様
※2クオリティマーケティング ...
金額に関係なく媒体のアルゴリズムによってユーザーに求められるものであろうものの露出量が増える様
インスタグラムの特徴
では次はInstagramの特徴について書きたいと思います。
特徴1 コミュニティができる
これは先ほどのインスタグラムのミッションをもとにしたアルゴリズム(仕組みのようなもの)を前提に説いていまが、コミュニティーができるというのは、患者様にファンになっていただく事などだけではなく、人の繋がりができることを指します。
例)美容師のアカウントには美容に興味を持った方が集まりますし、歯科について発信しているアカウントには歯科について調べている方が集まります。そして、その場で交流される方が出てきたりします。
特徴2 広告になる
これは前回の「歯科医院の集患対策の一つとしてSNSのススメ」にも書きましたが、Instagramの通常投稿は広告となり得ますし、広告の中でも永続広告でありプル広告に値します。
特徴3 教育広告
誤解を恐れず言えば、SNSユーザーは知りたがりで面倒くさがりです。
情報は欲しいけど探しに行くのは面倒だな...といったところです。
院長や医院の想いや強み、院内の雰囲気や情報など様々なコンテンツを定期的に発信することによってユーザーに価値を提供し、見にきてくださるユーザーにファンになっていただく事も可能なのです。
例)予防の大切さを発信しユーザーがその価値を共有したとしたら定期的にメンテナンスに来てくださる可能性があがるという事です
インスタグラムのマーケティング観点
Instagramをマーケティングの観点から見てみましょう。
マーケティングと聞くとSNSかGoogleかという認識になってないでしょうか?
ユーザー視点でいうとインスタで見て調べて気になったことをGoogleで調べるという検索を2回おこなわれるのです。つまり、Google対策(SEO)だけでなくSNSも大切なのです。
1:5(イチゴ)の法則
1:5の法則といわれるものがあります。
これは新規のユーザーを獲得することはリピーターに来ていただくことの5倍のコストがかかるというものです。つまり、1:5の法則の観点からも長期的に来院されるファンを増やすことは必須なのです。
インスタグラム最初の結果 CV(コンバージョン)とは
マーケティングの観点からみるとCV(コンバージョン=ゴール設定)はとても大切ですがInstagramのCVは継続閲覧に値すると考えて良いでしょう。つまりInstagramの最初の結果をどこで見るかというと獲得したフォロワーが継続して見に来てくれているかで判断できます。
インスタグラムのビジネス活用
ライフスタイルアプリ
Instagramがここまで広がりビジネスにも活用される背景にはSNSをこえライスタイルアプリへと変貌してきたことも理由の一つではないでしょうか。
例えば、
・お店の予約ができる
・クチコミが見れる
・物の購入ができる
・情報が収集できる
・友達とコミュニケーションがとれる
といったようにライフスタイルに密接している言っても過言ではありません。
ここまで密接し便利であれば流行り廃りに影響されにくいでしょう。
ホットペッパーやアマゾンなどの使用用途に飽きが来ないように、
便利なものに流行りや廃りは影響されにくいのです。
まとめ
ここまでInstagramについて書いてきました。
今回の記事によりInstagramの良い部分が見えたと思います。
特に医院の想いや強みなどに共感していただけると集患に繋がる可能性はあがるでしょう。
集患対策の一つとしてインスタグラムの運用もご検討の価値があると思います。
SNSのメリットをぜひ歯科医院の皆様も活用してみてはいかがでしょうか。